障がい？　そいがないよー！

　皆さんはアビリンピックってご存知ですか？

　今、北京で開催されているオリンピックの後に、障がいを持った人たちが競技する国際スポーツ大会をパラリンピックと言います。

　では、アビリンピックとは……障がいのある人々が日ごろ職場などで培った技能を競う大会です。アビリティ（能力）＋オリンピックの造語です。

　障がいのある方々の職業能力の向上を図るとともに、広く障がい者に対する社会の理解と認識を高め、障がい者の雇用の促進と地位の向上を図ることを目的としています。

　先月の（7月）２１日に鹿児島県予選（地方アビリンピック）が行われ、洋裁・ワープロ・建築CAD・木工など７種目の技能競技大会が開かれました。

　愛･あいネットからもあきちゃんと私が参加させていただきました。

　あきちゃんがワープロの部、私は建築CADの部に出場し、２人とも金賞を受賞しました（ワープロの部は参加者が２１人でその中の金賞ですからあきちゃんはスゴイです一方、建築CADの部は参加者は私だけでした　一人だけでしたが、金賞のレベルに達しないと銀賞もしくは銅賞もありえるのです。）

　県予選の後、金賞を受賞した人を全国大会へ出場させるかどうか審議が行われ、昨日（８月２０日）全国大会への出場が決定しましたと連絡を受けました

　全国大会は１０月２４日～２６日まで、千葉県の幕張メッセで開催されます。全国大会だけあって競技種目も電子機器組立・データベース・ホームページ等々、２３種目にわたります。

　アビリンピックの建築CADはオートキャドというソフトを使うことが義務付けられています。

　CADのソフトにもいろんな種類があり、私が「鹿児島県身体障害者職業能力開発校」で１年間習ったCADはJWCADでした。その他にもダイナCADというソフトもあります。

　JWCADのソフトに慣れていた私はオートキャドの操作に最初はすごく戸惑いましたどうしてもJWCADと比較して、「JWではできるのに、何でできないの？」と思ってしまったのです。

　でも、練習していくうちに「この場面ではオートキャドの方が使いやすいなぁー」とか、愛･あいネットのスタッフに教えてもらったりして、だんだん面白くなってきました。

　全国大会まであと２ヶ月！まだまだ未熟者ですが、スピードアップを目標に頑張ります