Powered by Six Apart

« 2007年12月 | メイン | 2008年2月 »

2008年1月

2008年1月30日 (水)

ATMコーナーでの失敗

 私が20代後半の時の失敗談ですcoldsweats01

 その頃私が勤めていた会社では、忙しい時の残業はもちろんですが、残業しても追いつかないほどの仕事があるときは(年に2、3回)、女性の私でも徹夜をしていましたwobbly 私の担当していた仕事がけっこう特殊で、他にできる人がいなかったせいもあるのですが……

 夜中を過ぎ、外が白みはじめる頃、ようやく仕事のメドが立つと畳の部屋に行き(布団もありましたので)、本日の仕事の始業時間まで3時間ほど睡眠をとり、また通常の勤務をするという具合でした。

 その日も前日からの仕事が終わらず、徹夜明けで通常の勤務をしたあと、さすがに疲れたなぁーwobblyと思い定時で退社しました。

 バス停まで行き、所持金が少なかったことを思い出しました。

 いつもバス停のすぐ近くのATMコーナーでお金をおろしていましたので、そこに行き、お金をおろすのと同時に通帳記入もしましたbank

 すると、「通帳がいっぱいになりました」というメッセージが表示されたのです。

「確か……、前に6時前だったら新しい通帳が作れるって聞いたよなぁー」と、誰からか聞いたことを思い出しました。でも、それが本当かどうかイマイチ自信がありませんthink

 「そうだsign01電話で聞いてみようup

 ATM機の横に受話器があり、その下には非常ボタンが設置されていました。

 私の頭の中では受話器を取って……とこれからする行動が浮かんでいたのですがcatfaceなぜか右手は人差し指を出し、非常ボタンを押そうとしています。

『ん??…これでいいんだっけ?』

と、一瞬考えたのですが、どういうわけか、そのまま非常ボタンを押してしまったのですshock

ブーブーブー

というものすごい音がATM機が6台くらい置いてある室内に響き渡りましたcrying

 『シェーーーーー、ど、ど、どうしようshock

 『このまま逃げることだろうかdash でも、私は走れないしなー』

と思うまもなく、奥の銀行の方から若い男性行員が猛ダッシュで駆けてきて、

 『どうしましたsign02』と息を切らしながら聞いてきました。

 どうしようもないと思った私は

 『あ、あ、あのぅ……通帳が満杯になったんですけどぉ……』

と言うしかなかったのですcoldsweats02

 その行員の男性は、私を責めることなく、丁寧に応対してくれました。

 徹夜明けで思考回路がマヒしていたのでしょうか?でも、ほんとに恥ずかしい失敗ですbearing

 昨日、愛・あいネットの仕事仲間に話したところ、大爆笑となったことは言うまでもありませんbleah

          愛・あいネット ホーム  http://www.aiainet.or.jp/    

 

2008年1月 7日 (月)

75㎏オーバー(@_@;)

 12月14日、1本の電話が入りました。

 「今、車を登録しようとして気づいたんですけど、免許の条件に『普通車は総重量1.2t以下のAT車に限る』と書いてあるんですが、購入しようとしている車は総重量が1.275tあるんですよ」

と…(*_*) 75㎏のオーバーです。

 「どうされますか?免許の条件を書き換えてもらうには、運転免許試験場に行って申請しないといけませんが…」

 明日新しい車に乗れる(^^♪と思っていたのに…ショックでした(・_・;)

 私のような障がいを持っている者は、運転免許を取得しようとする時に、運転免許試験場に行って適性検査を受けなければならないのです。その検査を受けたあと、検査官がその人にあった条件をつけるのです。

 私も最初は足でアクセルとブレーキを踏むのは無理だろうと判断され、左手でアクセル・ブレーキ・方向指示器などができるような改造をした車でないといけないという条件でした。それにプラス、総重量が1.2トン以下という条件がついたのです。

 左手で操作できるよう改造された車で免許を取り、運転していました。が、鹿児島市内から実家の末吉に帰省する際、国分の敷根の坂(長い急勾配の坂)を上るときパワーが出ないのです(・_・;) 左手の親指でレバーを動かすとアクセルを踏んだ状態になるのですが、全然パワーがありません。

 運転をはじめて4年目くらいだったでしょうか?いつものように敷根の坂を上っている時、ふと右足をアクセルに乗せ踏んでみました。すると、グーンとパワフルに加速しました。ブレーキも足で踏んでみました。『できる!』と思いました。

 8年くらい改造した車に乗っていましたが、今回同様、買い替えようと思った時、改造費に11万ぐらいかかってしまうので、手動式の条件をはずしてもらおうと運転免許試験場に行きました。本当に足でできるかどうか、試験場内にあるコースを走り、許可が下りたのです。

 だいぶ話がそれてしまいましたが、条件を書き換えてもらうために、12月18日仕事を休み、試験場に行きました。

 係の人に事情を話したところ

 「現在は重量で条件をつけるのと、車幅で条件をつけることもできます。今、試験場にある2000ccの車に乗ってコースをスムーズに走れたら、条件を書き換えますが…どうしますか?」

と言われました。

 2000ccの大きい車には乗ったことがありません。でも、今日1日で済むのならそれにこしたことはないなぁ、と思い、コースを走ることにしました。

 実際、2000ccの車に乗ってみると、座席をだいぶ前にスライドさせないとアクセル・ブレーキに足が届きません(*_*)(身長142cmですので)

 検査官も助手席と後部座席に乗り、試験場内のコースに出ました。直線道路から右折してS字に入るよう指示され、脱輪しないように…と祈りながら進みました。でも、後方のタイヤが脱輪してしまったのです(@_@;)そのまま今度はクランクに入るようにと指示がありました。クランクはOKでした。じゃあもう1回S字に入るよう指示があり、今度こそ…と思い進んだのですが…やっぱり後方のタイヤが脱輪してしまったのです。

 結果、21日に購入予定の車をディーラーの人に運転してきてもらい、その車で再度コースを走ってもらうということになりました。

 翌日、仕事場の人に「どうだった?」と聞かれ、「脱輪してしまったー」と話すと

「2000ccだもんねー、無理ないよー」

と慰められました。

 21日にまたまた仕事を休み、キャリーカーに購入予定車と同型の車を載せ、試験場に行きました。で、二人の検査官を乗せコースを走りました。

 今度はS字も脱輪することなく、クランクもスムーズに走り、合格できました。

 条件は重量ではなく、『普通車は長さ4.7m、幅1.7m以下のAT車に限る』に変わり、5ナンバーなら乗れることになりました。

 ホンダのFitと対面できたのは、暮れも押し迫った26日でした。ピッカピカの新車です。はじめは緊張して運転しながら肩に力が入るのが自分でもわかりました。今日もまだちょっとだけ緊張してしまいます。

 余談ですが、タロウがまだFitを覚えてないのか、私が車で出かけて帰ってくると「ワンワン!」と激しく吠えます。窓を開け「タロウ、私だよー」と車を近づけると、後ろ足2本で立ち上がり、鼻をクンクンとさせます。そして私だと確認すると途端に甘えた声を出します(*^_^*)